NTSバングル

落ち着きのあるマットな質感のバングルです。

このシリーズは、「ユニセックスで服装を選ばないフォルム」をテーマにしたもので、装飾的な造形が多いグラシア作品の中でも特に、気軽に身に着けやすいデザインとなっています。
厚みのある銀板から作られているため、シンプルながら華奢すぎず、貴金属ならではのしっかりとした重厚感があります。

『NTS』という名前は、制作技法である『梨地 と すり出し』の頭文字から取りました。
アルファベットの短縮形のようで、実はかなり直球なネーミングです。

梨地（なしじ）

サテン仕上げの和名。
このNTSシリーズは、金剛砂（こんごうしゃ）というガーネットの粒を水に入れ、漏斗（じょうご/ろうと）ですくい上げて当てて表面を荒らす、という昔ながらの古典的な方法で仕上げています。

すり出し

ヤスリで形や溝を削り出すこと。
横一文字のエッジの利いた溝切りや、センター部分の形成をこの方法で行っています。

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