『梨地仕上げ』という落ち着きのある風合いのリング。
マットな質感の中に、サイドの鏡面仕上げとシャープなクロスラインがキラリと光ります。
このシリーズは「ユニセックスで服装を選ばないフォルム」をテーマにしたもので、リングは幅広タイプと細身タイプの2種類があります。
グラシアでは造形的なデザインの作品が多いのですが、自由曲線の装飾を加えるベースは、こういったカッチリとしたシルエットが土台になっていたりします。
NTSという名前は、『梨地 』と『 すり出し』という技法名から取りました。
- 梨地(なしじ)
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サテン仕上げの和名。
このNTSシリーズは、金剛砂(こんごうしゃ)というガーネットの粒を水に入れ、漏斗(じょうご)ですくい上げて当てて表面を荒らす、という昔ながらの古典的な方法で仕上げました。 - すり出し
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ヤスリで形や溝を削り出すこと。
横一文字のエッジの利いた溝切りや、センターの形成をこの方法で行っています。
過去作品
素材:スターリングシルバー(SILVER 925)
関連作品
NTSバングル